吉田ひとみです。
今日は、とある理学療法士さんのお話です。
理学療法士に限らず、お医者さん、看護師さん、その他
患者さんに関わるお仕事をされる方は、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
「もうちょっと、やる気を出してくれたらなぁ・・・」
もし、目の前の患者さんが、あなたとの関わりによって
「やってみようかな!」
「これ、やってみたい!」
そんな発言が出るようになったら・・・
それって、医療職にとって値千金の出来事ではないでしょうか?
なぜなら、その方が良くなるかどうかの90%以上は
その方の「こうなりたい!」ビジョンがあるかどうかにかかっている、
かもしれないから。
今日はそんなお話です。
「今日、とあることを患者さんと一緒に考えてみました!
そしたら、心が震える!!もう、感動しまくりでした!私が!」
ヒントは、状態把握ではなく「欲しい〇〇」。
「なんでかって言うと、今日は方眼ノートを使って“状態把握”ではなく
あることについて、話してみたんです。
そしたら、私が色々と気づくことがありました。
その方の“前提”が行動を制限していたり
“解釈”が一人歩きして、事実が見えていなかったり。
そして、私は質問してみるだけ。
そしたら
「聞いてみようかな!」
「やってみようかな!」
「言ってみようかな!」
と行動宣言が飛び出したんです!!
もう、感動〜です!」
この方が聞いた、あることとは、欲しい結果。
欲しい結果、手にしたい未来について語るだけで
思考がガラリと変わる。
「その人の、「背景」をみる。考える。
教育が、教えずして育つ。なら、
リハビリも、治さずして治る。って言えるよなあって。」
本人の本来の力を引き出す、方眼ノート。
この理学療法士の方が、臨床で質問の際に使ったのが
「方眼ノート」。
あなたの手元の「ノート」が
目の前の患者さんの「本来の力を引き出す」
キッカケになるのかもしれません。
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